Sat, 25 May 2002 (平成14年) [長年日記]
_ Klez
未だに一度も目にしたことがないというのは喜ぶべきことだろうか。各所で話題になっているのに取り残された気分がする。
_ 本日のワイン
- Cotes-du-Rhone Reserve 1999 / Chateau des Tours
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紹介文を見た瞬間、買いだ ! と思ったワイン。その紹介はこんな具合。
ローヌ地方の生産者で「シャトー・ライヤス」をご存知ですか ? シャトーヌフ・デュ・パプの中でも3本指に入る生産者で入手困難かつ高価なワインの一つです。(めちゃ高いです)「ジャック・レイノー」。あのパーカー氏が「アンタッチャブル・ワインであり、偉大なボルドーやブルゴーニュも恥じ入らせる程」と評価した型破りな造り手です。その「ジャック・レイノー」の下「シャトー・ライヤス」で修行し、ジャックさんの後「ライヤス」と「フォンサレット」の醸造責任を引き継いだのが「エマニュエル・レノー氏」です。実は「エマニュエル・レノー氏」が運営するもう一つのドメーヌで一部からは「影のライヤス」と噂されるドメーヌがあります。それが今回入荷した「シャトー・デ・トゥール」。(元は父の所有)
正直なところ、秘密にしておきたいくらい気に入った。以前に一度だけ Rayas は飲んだことがあって(それも完全に自腹で ←ちょっと自慢気)、そのワインはこれまで飲んだベスト 3 に入るくらい美味しかったのだが、今日のワインはそのときの感じを思い出させてくれる。これでいて、1,500 円程度なのだから、そのコストパフォーマンスの高さといったら比べられるものはちょっと思いつかない。もう一本あるけど、もっと買っておけばよかった。確認したら、売り切れてる。もしまた見かけることがあったら絶対に買うのだ。
ワインの味について全然書いていなかった。香りは特別なものではないが、口に含むと「甘さ」ではなくて「甘い」と感じる。しかし、厭味な甘さではなく液体そのものを飲み込んだ後にはいい感じで余韻として残っている。不思議なことに、酸味や渋みはほとんど感じない。とにかく気持ちよく飲めてしまうワインだ。赤ワインが渋くて苦手という人でもこれは美味しいと言うに違いない。やっぱりもっと買っておけばよかった…
_ 本日のチーズ
- マロワル AOC
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いつも通り解説の引用。
ベルギーと国境を接する北フランスのウォッシュチーズ。マロワルのくずを固めなおしビールでウォッシュするブーレッドダヴェヌも面白い。この地方はレンガの一大産地で、熟成庫にも使われており、そのレンガのバクテリアがチーズの熟成を促すという本当か嘘か分からない話が伝わっている。匂いは強く味も男性的、身はねっとりとしていてまさに通向きのチーズといえる。ワインを合わせるのなら、個性の強いローヌの赤がおすすめ。
こっちも美味しいのだが、今日のワインだとチーズと合わせても味が全然変わらないのでつまらない。ローヌの赤をわざわざ選んだのだけどね。
_ ワイン
の記録は久しぶりだけど、飲んでなかったわけじゃなくて書こうと思うほど気に入ったものがなかったから。今日のみたいにワクワクさせてくれるものばかり(同じような味である必要はない)選べるといいのだけど、そんなこと無理だしな。
_ IEの累積パッチに問題点?
信頼できる(セキュリティーホールが少なくて、仮に見つかっても対処が迅速かつ適切になされる)ブラウザってあるのだろうか。
_ 責任者
って何。段取りつけて、仕事割り振るんだったらその指示をして、全体を統括するのが責任者じゃないのかな。この現場の責任者だとボクが思っていた人が実は責任者ではなくて、その上司が責任者だったとは。仕事の範囲が当初聞いてたのとぜんぜん違ってるのだから困るよ。
結局、休日出勤することになってしまった。仕事した時間と通勤にかかる時間がさほど変わらないというのは…
_ Linux Japan 最終号
表紙にはっきりと「最終号」と書いてあった。これで Linux Magazine に続き、部屋の中が整理できそうだ。って、Linux Magazine もまだ整理できていないんだけど。
追加: PDF ファイルの分類の仕方が Linux Magazine DVD とは違って記事毎になっているのが使いやすい。
w3m(ボソッ
やっぱりそうなるのか(笑