«前の日記(Fri, 27 Apr 2001 (平成13年)) 最新 次の日記(Sun, 29 Apr 2001 (平成13年))» 編集 RSS with tsukkomi RSS without tsukkomi

実験的「実験的日記」


Sat, 28 Apr 2001 (平成13年) 天気[晴れ] [長年日記]

_ Virtual PC のつづき

昨日失敗した X の起動だが、もう一度 setup で設定しなおしたら S3 Trio 64 であっさり成功した。しかし、VMware と比べると描画スピードは遅く感じる。たとえばデスクトップ上のアイコンをドラッグしてみると、VMware ではポインタにほとんどくっついて移動するが、Virtual PC の方はかなり遅れて動いてくる。

もうひとつ、VMware では VMware tool を入れると全画面表示が可能になるが、Virtual PC でこういう具合にできるのかは不明。大画面が使えるのは快適だからこの機能があるかどうかは重要だ。

Virtual PC の方が優れている点もある。ボクのノートでは VMware はなぜかタッチパッドで3ボタンエミュレーションが有効にならないが、Virtual PC では有効になる。また、VMware では音がいまだうまく出せていないが、Virtual PC では音質は悪いがwav も midi もきちんと音が出る。

とはいうものの、ボクの使い方からすると VMware の方がいいと感じた。もう少し両方使ってみることにはしますが。

_ 毛虫退治

昼ご飯を食べながら窓の外を見ていた母が「あ、虫が垂れてる」と言ったので振り返って窓の外を見ると、確かに毛虫がお尻から糸を出して葉っぱから地上に降下していた。退治しておかないとと母が外に出ていったが、あまりの多さに逃げ帰ってきた。仕方がないので、普段ほとんど着たことのない職場の作業服に着替えて毛虫退治作戦開始。

当初は殺虫剤を撒くことを考えたのだが噴霧器が行方不明のため、掃除器で一匹づつ吸い取ることに方針変更。そのあとはパックごと焼くかなんかすればいいと思った。

犠牲になっているマユミの木の下に行くと、毛虫がいるはいるはの大混雑。葉っぱなんて一枚も(大袈裟に言っているわけではなく本当に)残っていない。枝にくっついているのは虫だけ。最初のうちはなるべく木に近付きたくないと思いながらやっていて、エイリアンなんかで辺りに注意しながら前進していく時の気持ちがこんな感じなんだろうと思った。

結局一時間半ほど頑張ってかなりの数を(けっして全部ではない、見えてるけど届かないのが残ってしまった)捕獲することができた。

まだ処理はしていないが、物理的にダメになってしまったヤツもいれば、気絶していただけのヤツもいたらしい。母がビニール袋に入れたので中が見える。まだ動いているのがだいぶいる。ところで、こいつらの名前は何なんだろう。

_ Virtual PC その後

Linux Magazine の付録に付いてきた Vine 2.1.5 に入れ替えてみた。

やっぱり X の描画速度は VMware に比べるとかなり遅く感じる。しかし、全画面表示ができることは分かった。マニュアルをもっとよく読まんどイカンな。VMware との比較のために Netscape Navigator を起動してみた。VMware では使いものにならないくらい起動が遅くてすっかり w3m 派になっていたが、Virtual PC では気にならない早さで起動した。こうしたパフォーマンスは Virtual PC の方が上のようだ。それと関係しているだろうと思うのだが、VMware を使っていてもそんなに動くことのない冷却ファンが Virtual PC を使っていると頻繁に作動する。夏場の暑い時期だとずっと動き続けるんじゃないだろうか。動作が早いのは歓迎だが、冷却ファンが回るとうるさいんだよな。

どっちも一長一短でどちらを選ぶかと言われると、環境構築のことを考えて VMware をやっぱり使い続けるかなという気になっている。

_ 毛虫の名前

本日、掃討作戦の犠牲になった毛虫は「ミノウスバ」という名前であることが調査の結果判明した。調査と言っても大袈裟なことをしたわけではなく google で「害虫」と木の名前「マサキ」を一緒に検索しただけ。やっぱり google 使えるね。

_ 本日のワイン

Portugieser Q.b.A halbtrocken 1999 / Weingut Schales

今月の初めに行ったローテローゼのワイン展示会で買ってきた中の一本。ポルトゥギーザーという品種から作られたロゼワイン。今日はよく冷やして飲んだのでとても美味しい。ロゼにはよくある何とも表現しにくい(いつもこればっかりだ)クセのある味がいい。口に含むとほどよい甘みが感じられるのも気に入った。

ちょっと泡の感じがあるので抜栓したらなるべく早く飲んでしまった方がよさそう。もっと書きたいんだけどどう書けばいいのか分からない。

_ 本日のチーズ

サンクリストフ

まずは解説から。ポワトゥ地方で作られる薪型のこってりとしたシェーブルチーズ。表面にうっすらとかぶった膜はほんのりと土の香りが漂い、きめ細かな食感とあいまって食欲を刺激します。上等なワインよりも安いワインをがぶ飲みしながら楽しめる不思議な味わいです。

確かにこってりとした感じがある。でも、塩味がほとんど付いていないのでチーズというより、あまり酸味のないサワークリームのようだ。味にクセはないけれど香りに若干クセがある。表面の膜の香りが(土の香りかどうかは何ともいえないけど)特徴的だった。(普通の人はクサイと言うに違いない)

目次

«前の日記(Fri, 27 Apr 2001 (平成13年)) 最新 次の日記(Sun, 29 Apr 2001 (平成13年))» 編集