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実験的「実験的日記」


Mon, 16 Oct 2017 (平成29年) [長年日記]

_ 日記

きちんと文章にならない下書きが Evernote にたまっていて、それをどうにかすることがなかなかできない状況になっている。できれば古いものから順に出していきたいと思ってしまうこともあってたまるばかり。

でも、今日はこの興奮を今ここで吐き出してしまわないと。その理由は ↓

_ Red Bull Air Race 2017 最終戦

最終戦を前にして四人にチャンピオンの可能性があるらしい状況で、室屋さんもその中に含まれているからか NHK が BS で生中継までしてくれてしまう注目の一戦。

いきなり Round of 14 で年間ポイント上位二人の対決、室屋 vs ションカ。風が吹き荒れる悪コンディションの中、先に飛んだ室屋に二秒のペナルティがあって、これはまずいかと思ったら、ションカはパイロンヒットで三秒のペナルティ。ここは室屋の勝利となったものの、悪コンディションゆえ他の対決でも二人ともしっかりタイムを出す組がない。その結果、敗者のうち最速タイムでの救済でションカが Round of 8 進出。チャンピオン争いに絡んでいた残りの二人、マクラウドとチャンブリスは敗退してしまったので、ここで室屋とションカの一騎打ちになった。

Round of 8 の室屋は危なげなく勝ち上がり、注目するは最終組 ションカ vs Round of 14 最速タイムのホール。ここでホールが室屋の援護をしてくれることになるかと思ったのだけど、ホールはスタート早々にパイロンヒットしてリズムを崩しタイムが悪く、ションカが余裕の勝利で Fianl 4 進出。

そして、このフライトですべてが決まる Fianl 4。最初に飛ぶのは室屋。このフライトが信じられないようなすごいフライトだった。中間計時で出るタイムが計測がおかしいんじゃないかと思うような好タイム連発で、そこまでの全員のベストタイムを一秒以上も上回る 1:03.026。このタイムを見た時には思わず声が出た。これでこのレースの優勝は間違いないと思えたけれど、年間チャンピオン獲得にはションカが三位以下で終わることが必要。ドキドキしながら残り三人のタイムアタックに注目した。

二番フライトのドルダラーが 1:05.546、三番フライトのベラルデが 1:05.829。これで最後のションカには少なくともペナルティは許されないというプレッシャーがかかる状況になった。そして、ションカのフライト開始。最初の中間計時では二位があると思えるタイムだったけれど、二つ目の計時で一気に差が広がった。後で記事を読んだところ、垂直ターンでエンジンをストールさせてしまったそうだ。その後もタイムが詰まることはなく、1:07.280 というこちらは逆の意味で信じられないようなタイムでゴール。室屋が年間タイトル獲得 !! おめでとう !! プレッシャーがのしかかる状況でのあのタイムは本当にすごい。

さて、もう一つすごいと思うのが NHK で解説をしている能勢さん。他のスポーツ中継では日本人がトップを獲れるかとなると日本、日本と言い出す実況・解説が多い中、この人は絶対にそういうことを言わない。それどころかネガティブなことを話すことすらない。エアレースが大好きなのがすべての言葉ににじみ出てくるのがすごく好印象。こういう人を解説に起用した NHK も褒めたい。

話を元に戻して、この一戦は語り継がれる一戦になることは間違いないくらい熱い展開だった。たぶん再放送があるので、見てない人はぜひとも見てほしい。タイムアタックレースが好きな人ならルールを詳しく知らなくても間違いなく楽しめるはず。

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