実験的「実験的日記」

_ 小さな旅

数日前に「あらいやオートコーナー」という場所を知り、時間もとりあえずあるし天気もよかったしということで、小さな旅、いや、壮大な寄り道をしてきた。15km ほど手前まではよく知ってる道なので迷うこともなく、一時間四十分ほどで到着。場所はこちら。

この通り、看板はあるけども、知らないと絶対に見逃すし、夜中だと下調べしてても通りすぎる自信があるくらいの年代物。昭和四十年代からあるらしいからこうなるのも当然か。最初は昨晩の仕事の帰りに寄り道しようかなんて思ってた。思いとどまってよかった。

これが建物。知らなければこの中で弁当やカップ麺が自動販売機で売られているなんて思いもしないような外見。

中にあるのは T-VM-SH3 という弁当自動販売機。保温機能があるので商品は温かい状態で出てくる。

行ったからには弁当を買うべきだろうとからあげ弁当を買ってみた。三百円なり。上で書いた通り、ほかほかで出てきた。建物の中には机と椅子が置いてあるので目の前の国道五十一号線を行き交う車の音を聞きながら現地で食した。ただし、温められているということは蒸気でからあげの衣がふにゃふにゃになってしまうわけで、焼肉弁当が正解だったのかなと思わないでもない。

さて、猫が一匹ここに居着いているようで、ボクが弁当を食べてたら覗きにやって来た。一枚撮らせてもらおうとレンズキャップをしてしまっていた K-01 を手にしてアタフタしてたら「何もくれないなら用はありません」とばかりにさっさとどこかに行ってしまった。薄情なコ。カメラを用意する前にからあげを一つあげればよかったのかな。

そして、ここから出勤。一時間半ほどかかった。なにしてるんだろうね……