Tue, 28 Mar 2006 (平成18年) [長年日記]
_ M+ と IPA フォントの合成フォント配布
このアーカイブには、半濁点巨大化の変更をおこなったフォント (フォント名に 'circle' が入ります) も同梱しました。
小さいサイズで表示したとき、濁点と半濁点の区別がつくフォントがほしくて作成しました。印刷には向いてないと思います。あくまでディスプレイ表示向けです。
これを使うと「パール展」を「バール展」と誤読するおそれがなくなるのでとてもうれしい……かな。
IPA フォントは IPA フォント同梱の配布物と一緒でないと再配布できないというちょっと面倒なライセンスだけど、IPA フォント同梱かつフォント以外のファイルが小さなソフトウェアをうまいこと見つけたものだと思う。ちなみに元のソフトウェアはこちら。
_ 「国土交通省 CALS/EC アクションプログラム 2005」の策定について
仕事上読んでおかないといけないと思うのでメモ。それにしても、電子納品で全角英数字は使うなと言っているのなら、こういうところでも徹底して全角英数字は排除してほしいのだが。
_ いしり料理のレシピ(コンテスト入賞作品)
ナムプラに応用できないか、と思ったら、そもそもナムプラを使っているレシピもあるよ。
_ 「サイエンスカフェ」の全国展開について
サイエンスカフェとは、科学技術の分野で従来から行われている講演会、シンポジウムとは異なり、科学の専門家と一般の人々が、喫茶店など身近な場所でコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場をつくろうという試みです。
_ PDF から DXF の変換 「Aide PDF to DXF Converter」
本日のリンク元(検索ワード)からたどっていって発見。PDF から DXF への変換ツールがあるのか。知らなかった。役に立つことがあると思うのでメモ。
_ 株式会社 エビス堂コピーセンター 業界用語解説
これまた本日のリンク元(検索ワード)から。「第二原図」って文字通りの意味でいいのか。身の回りで聞く用法だと、具体的には何だかよくわからない特殊な用紙があって、それに出力した図面を第二原図と呼ぶような印象を持っていたよ。だって、「第二原図でください」とか言われて「(紙 or フィルム ? という意味で)何に出力しますか」と尋ねると「だから、二原でくれればいいから」という感じのやりとりがあるから。
追記: もう少し調べてたら「【第二原図用紙】」という説明にたどりついてしまった。もう何が正解なのかわからない。
さらに追記: ちょっと考えてみた。で、結局こういうことじゃないかと。
昔は図面は手描きまたはペンプロッタで作成していたのでオリジナルは貴重品(一昨年、法務局にいく成果品をペンプロッタで作成したのでその貴重さはよくわかる)。作ったらそれは大事に保管しておいて、閲覧・利用にはコピー(青焼き)を使っていた。コピーは複数作成されるので、そのための最初のコピーを半透明(じゃないと青焼き複写機で複写できない)の用紙(トレペやフィルム)で作成した。そのうち、そういう用途で使える用紙をその用途から「第二原図用紙」と呼ぶようになって、あたかも「第二原図用紙」という専用紙があるかのような(実際は高品質のトレペなのだろう)状況が生じてしまった。そういう思い込みをした人が後進を指導するので誤解(誤用)の再生産が行われて、今のような状況に至っている。
ぜんぜん違うよというご指摘があればツッコミ歓迎。
また追記: 上を書いている間にツッコミが。やっぱりこんな感じでいいようだ。
私はトレペにコピーして貰うとき「第二原図で」と頼んでました。<br>昔はマイラーにインキングしてトレペに焼いていたので、ホントの第二原図だったんですけどねぇ。