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実験的「実験的日記」


Sat, 24 Nov 2001 (平成13年) 23-12-0-1 (36) [長年日記]

_ 明日は

(というか今日だ)、ワインの試飲会。ピーロートの「Grands Crus Wine Fair」という名前のもの。Providence や Grattamacco があるらしい。興奮して眠れない(ウソ)。

_ tDiary Themes org

nana さんが tDiary のテーマを集めたサイトを作ってくださいました。お疲れ様でした。

拙作もひとつ収録されています。が、若干修正したものを用意してありますので、使ってみようという方は少しお待ちいただければと思います。

_ 本日のワイン・番外編

千葉市内のホテルサンガーデン千葉にて、ピーロート試飲会「Grands Crus Wine Fair」。H クンの結婚式をやった会場の近くのような気がする。もうすぐ一周年ですな。

約束の時間ちょうどに着いたら、担当営業の K さんはまだ前のお客さんの相手をしていて、Beaujolais Nouveau 樽詰をいただきながら、しばし待つ。家で飲んだのと同じ作り手のものだと思うが、色からして全然違った。瓶詰と樽詰の差なのか、ちと不思議。

Gulednthaler Schlosskapelle Riesling Halbtrocken Q.b.A 2000 / Pieroth

Kabinett / Pieroth (こっちは、その他の情報を覚えていない)

とりあえずビール、ではないけれど、さっぱりした白ワインから始まった。上の方は食事をしながら飲むのにいいと思ったが、どちらも何も今日のこの試飲会で飲まなくてもというワインなので、さっと済ます(飲み干した訳ではない)。

Erdener Pralat Riesling Auslese / Dr.Loosen

担当営業の K さんが今回のイチオシだと持ってきたもの。確かにバランスが素晴らしい。甘味も酸味も突出せずにいい感じ。大抵は甘さが前面に出てくるものだったから、これまで飲んだ Auslese とは確かに違う。年号は忘れた。

結局、これは注文した。飲む時はあまり冷さずに飲む方がいいように思った。ただ、購入者(父)が開けようと言ってくれるかどうかが一番の問題。

次は赤に移って、Bordeaux 三連発。年号は間違えてるかも。

Chateau Beau-Sejour Becot 1995

Chateau Larcis Ducasse 1997

Virginie de Valandraud 1997

この三種類はほぼ同時に飲んだのだが、下の二つの色が非常に濃くて、そちらの方がボクの好みかなと最初は思った。でも、気に入ったのは一番上の Beau-Sejour Becot だった。バランスが良かったというのかな。残りの二つはもう少し経ってから飲む方が良さそうな位、渋みがきつかった。この辺を K さんはクセがあると表現していたようだ。

Romanee St-Vivant / Vicomte Bernard de Romanet

今日唯一の Pinot Noir のワイン。Grand Cru だけど、あんまり印象に残ってない。年号覚えてないくらいだし。

Grattamacco 1998

Barbaresco 1985 / Salavano

イタリアワイン、二種。Barbaresco はよく熟成していて、色が特に綺麗だった。古いヴィンテージはなかなか飲む機会ないので、うれしかったし、美味しかった。

Chateau Brane Cantenac 1979

Bordeaux の古いやつ。こっちは Barbaresco に比べて、うす暗い感じの色で、変な例えだが、「動脈の血」と「静脈の血」という感じの対照的な色合いだった。これまた美味しかった。

Chateau de la Gardine 1995

K さんがボクはどんなものが好みかと訊いてくださったので、いつも書いていることだが、「口に含んだ時に甘さが感じられて、後味に渋みが軽く残るもの」と答えたら、それだったらこれなんかどうでしょう、と言って出してきたワイン。Chateauneuf du Pape で、飲んでみるとストライクゾーンど真ん中。これも買った。

Providence 1994

K さん、色々出してくれたけど、これは出してくれないので、こちらからリクエスト。サンプルはあるものの「開けるな」と言われていたらしいが、それを言ってた上司が開けてた、と持って来てくれた。ラッキー。今日飲んだ中のベスト。文句無しに美味しかった。初めて赤ワインを飲む人でもスーッと飲めてしまうだろうし、飲んでる人も満足できるワイン。買いたかった…

参考になるページ:このページの真ん中に Providence に関する記述があります。

Marangai 1995

K さんの説明によると、雨の多かった年に作られた、Providence のセカンドラベル的なものだそうだ。ついでもらったものは澱が多くて濁っていたので、上の Providence と比べるにはハンデがあったとは思うが、今日飲んだ限りでは差を確実に感じた。けれど、これだけを飲むとしたら美味しいんでないかな。

SARAH'S SYRAH 1996

Syrah を使ったワイン。帰ってきてから調べたところ、数年間しか生産されていないそうな。貴重なものだったらしいが、Providence があまりにツボにはまってしまって脇にやられてしまった感じ。

全部で 15 種類。一時間ほどでこれだけ飲むと、ちょっとずつとはいえ、椅子から立ち上がると酔っているのが自覚できる。鏡で自分の顔を見ると、目が変わっている。飲み過ぎたかな。

あ〜、書くの疲れた。うろ覚えのワインの名前をネットで探して確認するのに時間がかかってしまった。明日、さらに付け加えるかもしれない。

追加: イタリアワインとその下の 1979 年のワインに関して、感想を追加しました。

_ グラコロ単品 2 個、スプライト M

帰り道、お腹がすいたので寄り道。今回は「グラコロ」と言ってみました。スプライト飲んだの久しぶり。

_ 本日のワイン

あれだけ飲んだのにまだ飲むのか、とは言わないでください。今日行かなかった母が「何か美味しいの飲みたい」と言うので開けました。

Chateau de Canterrane 1993

南フランス、Cotes du Roussillon の赤ワイン。ミッテラン元大統領のお気に入りワインという話を読んだことがある。また、飲み頃になるまで出荷しないというこだわりがあるとも書いてあった。

これまた気に入った。ただ、アルコール分がそんなに高くないのだけど、刺激的なきつさを感じる。万人受けするかと言われると、どうかなといった感じ。今日は Providence の印象が強すぎて、普段だったらべた褒めなものでも採点が辛くなってるのかも。ペコリーノ・トスカーノを食べながらだとさらに美味しくなった。

目次
本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]
_ ブチャ猫 (Sat, 24 Nov 2001 (平成13年) 00:38)

ウソはよくないよ〜〜〜ん。

_ Nana (Sat, 24 Nov 2001 (平成13年) 02:13)

やっぱり文字化けしてましたか。すみません。修正したものをclorets@estyle.ne.jpここに添付して送ってもらえれば改めてUPし直します。よろしくお願いします。

_ はなしま (Sun, 25 Nov 2001 (平成13年) 01:35)

いろいろ飲まれたのですね!NTさんもピーロートお客様だったとは。。。(^^)プロヴィダンス、グラッタマッコはうちでも取り扱っていて、グラッタマッコはたまにカウンターでも提供してます。98は大当たりの97年をしのぐ出来のようで、値段も高騰してますね!プロヴィダンスもいつか開けようとセラーで眠っています。そういえば、ヴァランドローのセカンドもあったっけ。。。そうそう、ボーセジュール・ベコは格下げ後、懸命にがんばって見事返り咲いた前後から特に評判がいいですね!ヴィンテージも95だし。と、ながながと失礼致しました。そうそう、今年もクリュッグ・クロ・デュ・メニルが入荷できそうです。クリスマス会ででもまた開けようかなと思ってます。

_ T-H (Sun, 25 Nov 2001 (平成13年) 17:47)

ワインは好きです。でも、みなさんくわしいんですね。<br>もうすぐ一年です。ちなみにそのホテルは披露宴をしたところです。それと社長が奥様と出会われた場所ですよ。

_ NT (Mon, 26 Nov 2001 (平成13年) 00:38)

なんだ、そうだったのか。<br>会場は 4F の「天平の間」だったかな。部屋まで同じだったりして。


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