Wed, 20 Feb 2002 (平成14年) [長年日記]
_ この Windowz テーマ
謎 JavaScript が作動するとカッコ悪い。
_ 焼く
土建業界における便利な言葉。基本的な使い方はこうだ(と思う)。
「この図面、焼いといて」
こう言われて、焼却炉に直行してはいけない。この場合、青焼き(正式な呼び方は湿式感光複写か)をとってくれという意味。原図に感光紙を重ねて機械を通すと、青く複写されたものが出てくるアレである。電子納品が始まっているが、青焼きはまだまだ利用されていくだろう。
「青焼き」に対して、「白焼き」という言葉もある。これは普通のコピーのこと。紙面は白いし、コピーの原理を考えると「焼く」という表現もあながち間違いではないかもしれない。最初に耳にしたときには変な言葉だと思ったが、今では気にならなくなっている。
最近聞いた応用編として、「この間作ってもらったエクセルの計算書だけど、データをフロッピーでくれるだけじゃなくて、焼いて持ってきてほしい」という用法がある。この場合は単に、プリンタで印刷してくれ、ということなので、完全に転用されてしまっている。非常に便利な言葉である。