«前の日記(Sun, 23 Dec 2001 (平成13年)) 最新 次の日記(Tue, 25 Dec 2001 (平成13年))» 編集 RSS with tsukkomi RSS without tsukkomi

実験的「実験的日記」


Mon, 24 Dec 2001 (平成13年) 29-12-0-1 (42) [長年日記]

_ 本日のチーズ

カステルマーニョ

いつもの通り、お店がつけてくれる解説から。

ピエモンテ州のカステルマーニョ村で夏の放牧期間のみ作られる超マニアックチーズ。カードを固めたあと 3 日間暖かいところで発酵させるため独特の香りを醸し出します。チェダリングの様に粉々にしてから型詰されるのでボロボロとした身を持ちます。原料は牛乳と羊乳の混合で作られ、希少価値もあってイタリアでもかなり高級品です。味わいは独特すぎて他に比べようがなく、またワインも合わせずに、ただチーズだけを楽しんでいただきたいお値打ち品です。

ということなので、ワインは無しで食べてみた。匂いは蒸れた靴下のような匂い。納豆嫌いな方はチーズのこの匂いはもっとダメなんだろうか。いい香りだとは決して思わないが、大して気にならなくなってしまった。味の方は、上に書いてある通り独特だ。口に入れた時はパサパサな感じがして味が薄く感じるのだが、口に含んでいるうちに非常にコクのある味で気に入った。ボロボロ身が崩れるのは食べにくいのだが。

_ 本日のワイン

Chardonnay Reserve 1979 / Robert Mondavi

結局、ワインも開いてしまった。我が家の階段下収納で今年の暑い夏を越してしまったオールドヴィンテージ。どんな状態か心配。久しぶりにコルクを折ってしまった。非常に悔しい。幸い、コルクくずまみれにはならずに済んだ。

このワインには色々驚かされることになるのだが、グラスにつぐとまずその色に驚かされる。すごく濃くてウイスキーの水割りかと思うほど。そして、香りもカラメルのような甘い香りがしている。母はそれ以上の何かがあると主張しているが。一番近いと思えるものはというと、日本酒の古酒。chardonnay がなんでこうなるのかと思うのだが、確かに日本酒の古酒風味になっている。

味の方は好みが分かれること間違いないという味。甘い香りがするが、味は全然甘くない。はなしまさんのところで買ったことがある、…名前が思い出せない、たしかイタリアの、もしかしたらシチリア島か、その辺りのクセのある白ワインに似ている。時間が経つにつれ、ドンドン酸味を強く感じるようになっている。ただし、これが Mondavi の狙っていた姿なのかどうかは夏の保存状態が悪すぎたと思うので不明だ。とはいえこの程度の状態なら、同じくらい古い白があと二本あるのだがそれらもそれなりに飲めそうだな。

上のチーズとは合わなかった。選択を失敗したか…

追加: やっと見つけた、Contini, VERNACCIA DI ORISTANO 。これだと思う。シチリアではなくて、サルディニアだったか。

_ 珍しく

昨日から今にかけて、ほとんど Windows 上で過ごした。

_ ネットやめますか ? IE やめますか ?

最近の IE に関係した事件がまとまられています。

_ タイヤ交換

そろそろ雪が降ってもおかしくない季節なのでスタッドレスに交換した。4 本を一度に交換するのは慣れていてもかなり時間がかかる。でも、屋外作業にはいい陽気でよかった。あとは空気圧の調整に行かないと。

タイヤが階段下収納の奥深くに入っていたので、ワインが取り出されることになった。そこで在庫のチェックをしてみたところ、こんな保管場所しかないのによく買ったもんだというくらいあった。どんどん飲みましょう。

_ Linux Magazine THE DVD

近所の本屋に行ったらあったので買ってきた。これで部屋が広くなるぞ。

追加: 雑誌一冊が一ファイルになっている。

_ これ

のお金をやっと払い込み。いつ届くかな。

まだ CFE-02 も買ってないし、Visor でどこでもネット環境はいつになるやら。

_ 関東地方

明日は雪 ? 冗談じゃないぞ。

_ フランクバーガー

マクドナルドも手を替え、品を替え、いろいろ出して来るのう。

_ 本日のチーズ

今日のはちょっと妙なものが二種類。

ホロッド

解説の引用。

チーズの始まりは、中央アジアの商人が羊の胃袋の水筒に入れていたミルクを飲もうとしたら固まっていて食べてみたらとても美味しかったという本当か嘘かわからない話が残っていますが、このあたりで何千年も前からチーズが存在したのは確かなようです。サーカスのテントのようなゲルに暮らすモンゴルの人々にとってホロッド(モンゴル語でチーズの意味)は今も貴重な栄養源・保存食であり、ご馳走です。連れ歩いている家畜から得たミルクを固め、ゲルの屋根で天日乾燥して作ります。非常に硬くてすっぱい感じですが、慣れてくると妙にクセになる不思議な味です。

匂いは確かにチーズなのだが、口に入れると固くてスッパイ。慣れそうもない味だ。

ロックフォール・ソーテルヌ

こっちも引用。

チーズとワインの組合せを語るとき必ず出て来るのがロックフォールとソーテルヌ。最高の組合せの一つとされていますが、確かに羊のミルクの香りと貴腐ブドウの香りの組合せ、強い塩味と極甘ワインとのバランスがたいていの方がうなずくと思います。しかし、そのためだけに普段はあまり飲む機会のないデザートワインを用意するのは大変です。
ルエルグ地方やボルドー地方のチーズショップをのぞくと、この二つを一つにしたこのチーズがよく置かれています。これは便利!と思い、ファンドジェリー(このチーズを買ったお店の名前)でも作ってみました。

本当にこんなのがあるのかな。前にも塩味の強いチーズを甘いリキュールに漬け込んだものが送られてきたことがあったが、こういう味はどうもボクは好きじゃない。別々に口に入れる方がいいと思った。ただ、今回はこのチーズも賞味期限が切れるくらいまで置いてしまったので、届いてすぐに食べていたらよかったかもしれない。

目次
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ ブチャ猫 (Mon, 24 Dec 2001 (平成13年) 18:26)

賛成!!!


«前の日記(Sun, 23 Dec 2001 (平成13年)) 最新 次の日記(Tue, 25 Dec 2001 (平成13年))» 編集