Fri, 21 Dec 2001 (平成13年) 29-13-0-1 (43) [長年日記]
_ Mary → Asumi
実験機が空いたので昨日の続き。
昨日作成した重複したパッケージのリストを編集して、パッケージ名だけがズラズラ並ぶようにした後で
# mph-get install `cat list`
でやっとパッケージのインストールにたどりついた。しかし、こんな警告(うろ覚えだが)が出て、インストールは行われずに処理が終了してしまった。
glibc-devel < 2.2.3 conflicts glibc 2.2.4
そこで、list の最後に glibc-devel を付け足した上でもう一度
# mph-get install `cat list`
としたら、今度はインストールが始まった。後はひたすら終わるのを待つだけ。インストールされるパッケージの数が数なのでグラス片手に経過を眺めている(現在進行中)。この経過のログを取り忘れたのは失敗だったと思う。
追加: 終わった。292 packages are installed だと。念のため、
# mph-get upgrade
としたら、やっぱりインストールされていないパッケージがズラズラ表示された。また、インストールが終わるのを待つ。
さらに追加: 二度目のインストールも終わった。69 packages are installed と出た。しつこくもう一度 mph-get upgrade をしたが、もう何もインストールされなかった。では、本当に最後に
# mph-get -k upgrade
で Mary → Asumi 作戦の終了。lilo.conf を修正して、/sbin/lilo を忘れずに。
またまた追加: 無事に Asumi として起動。新規インストールして、設定やり直す方が楽かも知れぬと思った。ゴミが残ってそうだし。
報告オシマイ。
_ 本日のワイン
ワインのこと書くのは久しぶりだ。
Les Genevrieres 1998 / Chateau Valcombe
Cotes du Ventoux という AOC の赤ワイン。その場所はどこか分からず、というか上の作業でつかれてしまって調べる気がもう起こらない。
色はかなり濃くてグラスの向こうが見えないくらいだが、香りはそんなに強くない(ただ、ボクの鼻は感度が悪いことには定評がある)。
一杯目は甘みと渋みのバランスが好みにあっていて、ストライクゾーンど真ん中に来たと思った。が、二杯目以降だんだん甘みが弱くなって、酸味が増して感じられるようになってきた。これだけ短時間で(もしかして上の作業にかかったであろう時間を考えるとそんなに短時間に飲んだわけではないのかも)変わってしまうのは面白い。
気付いてみると、いつの間にかにけっこう飲んでしまっていた。ほどほどにしておかないと、明日が辛いぞ。
追加: Cotes du Ventoux のサイトを発見。google で検索しただけだが。
_ 雪
降るのかな。降らなくていいよ。
_ セルシオ
に道を譲ってもらった。ボクは軽に乗っているのに。多分、初めてだと思う。周りのことなんか全然気にしない人が乗るものだと思っていた、ってすごい偏見だ。
_ チーズ
が届いた。ということは、冷蔵庫にあるものは食べられる時期に来ているということだ。
_ Windows XP に“これまでで最悪”のセキュリティホール
O サンに教えてあげよう。
_ 本日のチーズ
シャウルス
いつもの通り、解説から。
シャンパーニュ地方の AOC チーズで、もちろんシャンパンを飲むときによく出てきます。この地方の土壌の関係で、クリーミーな中にシャープな酸味を感じます。また外皮にも影響は出ていて、すっぱい香りがします。そのため熟成が進むと非常に刺激の強い味になるので比較的若い間に食べるのがお奨めです。
大量生産のものはほとんどなく、しっかりと伝統を守られているこのチーズは、クリーミーですが芯の部分は粒子状で、濃厚なコクを楽しめます。たっぷりとパンを用意して召し上がっていただくと美味しさが増します。
不思議なことに、このチーズは皮のすぐ内側がトロッとしていて、中心部になるほど水分が抜けてシェーブルみたいな食感になっている。これを指して「粒子状」って書いているのかな。ワインは昨晩のが残っているのでそれと合わせたのだが、昨晩以上にワインが美味しくなった。大満足。