Wed, 22 Oct 2014 (平成26年) [長年日記]
_ 柏 1-0 ガンバ大阪 @ 日立台
前日から「明日も雨で、かつ寒い」という予報を聞いていて外れることを願っていたのだけど、残念ながら予報的中。そんな中、屋根もない吹きさらしの(風はなかったけど)日立台バックスタンドで観戦してきた。対戦する相手が七月以降は公式戦十八勝二分け二敗と絶好調のガンバとなればこの程度の雨で観戦を諦めるという選択肢はないんだけども。
いつものように試合開始ギリギリで滑りこみ、レイソルの先発布陣を確認したら DF ラインが渡辺、増嶋、そしてルーキーの中谷という三枚で、この三人で(もちろんボランチの二人も重要だけど)好調なガンバ攻撃陣をどう止めるのか期待半分心配半分。でも、今年は日立台で異常に強いので大丈夫という気持ちになれる。
前半は、あれは PK じゃないのかというレアンドロへのファールがあったり、遠藤のミドルシュートがポストを叩いた危ないシーンがあったりしたけど、0-0 で終了。中谷もしっかり仕事をこなしていて、ルーキー大丈夫かというのは無駄な心配だった。気になったことといえば、双方の選手が判定にかなり強烈に抗議するシーンが多かった印象で(ファウルかどうかの判定だけじゃなくて、ラインを割った時の判定で近くで見ていた選手たちが何人も抗議するのが何度もあるのは初めて)後半が荒っぽい展開にならないかちょっと心配になる雰囲気だった。
後半になってパトリックが入るとガンバに押し込まれる時間帯が増えてきた。ロングボールへの競り合いでパトリックについていた渡辺がなかなか勝てず、自陣深くに持ち込まれ、バイタルエリアで相手のフォワードに前を向いてボールを持たれることが多くなったものの、そこで他の選手がきっちりしつこくカバーして、抜け出されても桐畑がしっかり止めてゴールを死守。そんな展開なので時間が経つのは早くて、冷たい雨もそんなに気にならない(持って行けと母から渡されたカイロが活躍したのもたしかだけど)。
レイソルの攻撃も少なからずチャンスは作るものの決定的なところまでは至らず、このまま 0-0 で終了かと思われた後半四十五分、前節の鹿島戦で決勝ゴールを決めた太田が今日もやってくれた。ゴール前のこぼれ球をゴール右隅に蹴りこんでこれが決勝点。四分のアディショナルタイムをやり過ごして(ここでレアンドロに対するファウルで倉田にレッドカードが出てたけど)1-0 で勝ち切った。試合終了後の日立台は大騒ぎ。その日活躍した選手が音頭を取るレッツゴー柏が太田と中谷とで二回あったし。気持ちいい勝利だったぞ。
寒くても見に行ったかいがあったわね。<br><br>アレは役に立ったかな?