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実験的「実験的日記」


Fri, 15 Jun 2001 (平成13年) 天気[曇のち晴れ] [長年日記]

_ @祖母の家

何年ぶりかの訪問。市内(でも山のむこう側)に住んでいるおじさん夫婦が既に到着していた。祖母の家のすぐ近くに地下鉄の駅ができていて、七月七日に開業だそうだ。次来るときにはどんな風に変わっているだろうか。楽しみだ。

昼ご飯(ピザをとってくれていたが、祖母が一番おいしそうに食べていたのには驚いた)を一緒に食べてから、お茶を飲みながら話をしていたらいつの間にか五時を回ってしまっていた。祖母が「今日は楽しかった」と言っていたのが嬉しかった。頻繁に会いに行くことはできないから、時々手紙を書くことにしようか。

_ 和田岬線

三菱重工のために存在する、一駅だけの路線。元は軍需工場への引き込み線だったそうだ。現在は通勤のためのものなので、朝夕の限られた時間しか運行していない。とはいえ、駅が祖母の家のすぐそばで、誰でも自由に乗ることができるのでホテルに戻るのに使ってみた。

バスとは違って、どのくらいの時間で目的地につけるかがはっきりしているのがよい。でも、地下鉄ができたらそっちを使うことになるだろう。こっちが廃線になることはないのだろうか。

_ 本日のワイン番外編

やっと来ることができた RoteRose 。おいしいワインと料理を楽しんだ。

飲んだワインは以下の通り。すべてグラスで。

Iphoefer Kronsberg Bacchus Kaninett 1998 / Weingut Johann Ruck

Bacchus という初めて聞いた品種を使っている、甘い果実の香りがする白ワイン。Bacchus とは、(Silvaner × Riesling)× Muller-Thrgau という交配で作られた品種だそうだが、Optima という品種も同じ交配で(掛け合わせた人も同じらしい)作られた。同じ交配なのに写真を見ると全然違っていることが分かる。競走馬みたいだね。ナリタブライアンとビワタケヒデ。もうレストランで出すほどしか在庫がないとか。

Beilsteiner Wartzberg Schwalzriesling Spatlese 1997 / Weingut St. Annagarten

直訳すれば「黒リースリング」という名前の葡萄から作られている赤ワイン。Rieslingの変異種というわけではないそうだが、飲んだ感じは Riesling っぽい雰囲気がある。単なる思い込みか。何にせよすごく気に入った。今度の展示会の購入予定リストに入れる。

次の二つはチーズの盛り合わせ(カマンベール、ブリー、スモーク、他二種の五種類)に合わせて頼んだワイン。

Langenlonsheimer Steinchen Dornfelder Q.b.A trocken 1999 / Weingut Graf Binzel

母が頼んだもの。チーズと飲んで美味しいものといって頼んだらこれが出て来た。母によると、チーズを食べながら飲んで確かに美味しかったそうだ。

Burgener Hasenlaufer Forta Beerenauslese / Weingut Auler (多分これ。酔ってたわけじゃないけどきちんと覚えていない)

ボクはこっち。デザートワインとして飲まれる甘〜い白ワイン。塩味が結構きついチーズとの組み合わせは元々お気にいり。ただし、このクラスになると甘いだけでなく後味が複雑になってくるので甘ったるくはならない。ウイスキーを飲んだときのような辛さも感じられる。大満足。

料理も美味しくて楽しい時間が過ごせた。また行きたいお店だけど、タバコを吸う客が多いのはどうにかならないかな。ワインは香りも楽しみのひとつなのに、タバコの煙の臭いはワインに比べると強すぎてワインの方が負けてしまう。それくらい考えてほしいよ > 喫煙者の方々

_ 探偵ナイトスクープ

関東では深夜番組(それも不定期にしかやってない)だが、こっちでは 23 時台にやってるんですな。久しぶりなので思わず見てしまった。アポなしで人の家の家捜しをしてしまったりと相変わらずの無茶をやっていた。人気番組(?)とはいえ文句は出ないのだろうか。

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