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実験的「実験的日記」


Fri, 01 Jun 2001 (平成13年) 天気[曇] [長年日記]

_ C@rd H" Petit か メモリか

メインマシンのメモリを増やすこともしたいんだが、C@rd H" を買ってしまうと予算が足りなくなることに気づいた。どっちを優先したらいいだろうか。それが問題だ。そして、こんなに散財していていいんだろうかという良心の囁きも少し。

_ ランドセルの中身 第一号

Vis-a-Vis で注文してあった「バックアップ & 8MB フラッシュモジュール」が発売日である今日にちゃんと届いた。

さっそく Edge につないでバックアップしてみた。つないだだけで内蔵のバックアップとファイル管理のソフトが使用可能になり、使わなくなればただ外すだけ。簡単で問題は起きそうもない。

バックアップの操作も簡単。バックアップを起動し、画面の真ん中の「バックアップ」アイコンをタップするだけ。メモリを 5MB 弱使っている状態で、バックアップは一分半くらいで終了。待たされるという感じはしない。

これを付けたまま収納できる、かっこいいケースがないかな。

_ コンサート

 家族全員でつくばに Mikhail Pletnev というピアニストのコンサートを聞きに行った。そもそもボクはクラシックのコンサートに行くのは初めてなので少々緊張しながらだった。つくばは学生時代を過ごしたところだが、今日のホールは初めて入った。八年間住んでいて一回も行かなかったのはなぜだろう。あの頃は芸術というものに全く縁がなかったって事だな。

 夕食を食べたうどん・そば屋が本当に美味しかった。これまで入ったことなかったな。ちょくちょく遊びに行くのでまた食べてみよう。今度は蕎麦だ。

 肝心のコンサートの内容だが、良かったがそれ以上の感想はない。感動した、とまではいかなかった。瞬間的にはそんな感じになったのだが(知っている曲もあったし、演奏にのれるときもあった)、心からの感激は出て来なかった。会場のノリも今一つで、拍手にも迫力がなかった。ちょっと残念。曲目は以下の通り。

 バッハ / ブゾーニ編曲:シャコンヌ ニ短調
 ベートーヴェン:ピアノソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
 ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
 ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
 ショパン:バラード 第3番 変イ短調 Op.47
 ショパン:バラード 第1番 ト短調 Op.23

 アンコールの曲目は次の通り。駆け引きというか、そんなものがあって面白かったが、立ち上がって拍手しようという気にはならなかった。期待して行っただけに、やっぱり残念。

 スカルラッティ:ピアノソナタ ニ短調
 スクリャービン:12 の練習曲より 悲愴 Op.8-12(短かったが、すごく迫力があった)
 ショパン:(遺作)

_ 本日のワイン

帰ってきてからワインを開けた。

Gewurztraminer Spatlese Trocken 1997 / Schales

これも Rote Rose から買ったものだが、父がボクらとは別の日に行って買ったので、最近まで存在していることを忘れていた。この醸造所の他の二本と同じく、これも非常に良かった。それでいて 2,000円程度なんだから大満足。この品種(Gewurztraminer)特有のいい香りが出ていて、Trocken なので辛口、とは言ってもチーズを食べながら飲んだせいもあるだろうが甘さも感じられて Good 。酔ってるし、眠い状態で書いているので、文章がまとまってないな。

_ 本日のチーズ

今日はいっぱい食べた。

バノン シェーブル

いつもの通り、説明から。「フランス・プロヴァンス地方で作られる栗の葉に包まれた農家製の山羊乳チーズ。殺菌と風味付けのためにブランデーに浸したチーズは栗の葉と香りが交じり合い独特の風味を持っています。他の地方のシェーブルとは違って酸味はあまり感じず、こってりとしたコクが特徴です。あまり洗練されていない昔ながらの味わいを十分堪能していただけます」

これまでシェーブルは何度も食べてきたが、これが一番良かった。塩味がするのはこれまで食べたものの中にはなかったが、これはけっこう塩味がきつかった。そのおかげでワインを飲みながら食べると、ワインを甘く感じて美味しさ up 。

それでも、後味はシェーブルに共通するものだったのが面白いところ。これが山羊乳の個性なのでしょう。このチーズだったらまた食べてみたい。一口にシェーブルと言ってもいろいろあるのですな。

マンステール

これも解説から始めよう。「フランス・アルザス地方で作られるウオッシュチーズ。淡いオレンジ色の表皮からは、しっかりとしたくせのある香りが漂いますが身はとても柔らかでクリーミー。地元では茹でたじゃがいもと一緒にオーブンで焼いて食べたりします。赤ワインだけでなく、アルザスの白ワインとも相性がよい便利なチーズです」

これも美味しかったが、上のバノンの方が良すぎたので、ちょっと可哀想。もう少し置いておいた方が熟成が進んで更に良くなるのではないかと感じたが、母がいつの間にかどんどん食べてしまっているので、食べないとなくなってしまう。もっと置いておけばいいのに。

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