Fri, 31 Dec 2010 (平成22年) [長年日記]
_ 振り返り
これまではワインのことを振り返るというのが多かったはずだけど、今年は(飲んでないわけじゃないけれども)これといったものを挙げられないくらい(記憶|記録)がないのでワインの話はなし。
その代わりに買ったもので印象深いものが多い年だった気がするのでそっちについて書いてみる。
クリプトン KS-1HQM
ちっちゃいけどいい音を聴かせてくれるスピーカー。いい音を求めてしまうとまだまだ上があるらしいけども、そっちに回すお金があったら他のものにまわしたいし、自分では十分満足できてるのでいい買い物だったと思う。
世間ではそこそこ注目されているものの実際に買った人はそんなにいないのか、Google Analytics の分析では昨年のこの日記全体での検索キーワードのトップが "KS-1HQM" だったのはちょっと驚き。なにしろ初出は 10/28 なので実質二ヶ月なのにトップを取ってしまってるわけだからなぁ。
Eye-Fi Explore X2
これは結果的にはちょっと失敗だった。もう一つ上の Pro を買っておくべきだったと今は思ってる。
デジイチを買った今となっては必須に思える RAW の転送ができないのは困るというのをデジイチに自分が手を出すなんて思ってなかったあの当時に予測するのは無理にしても、「ジオタグを付けたい」と「写真共有サイトに手軽にアップロードしたい」を同時に実現しようとするとアドホックネットワーク接続ができない Explore では家や事務所なんかで撮った写真を取り込むのには Eye-Fi を取り出して PC に突っ込む(or デジカメの接続ケーブルで接続する)必要がある(というのは、ネット経由だとジオタグをつけたまま写真共有サイトにしばらく晒すことになってしまうから)というのは買う前に予測できてもよかったんじゃないかと思わないでもない。
それでも、今更 Pro を買うのは負けたような気がするのと、次世代品が出れば X2 シリーズがもうちょっと値下がりするはずとか思ってしまうのとで、今はまだ Pro を買う気にはなれない。
ネットにアップロードしてかまわない写真の扱いに関してはこれのおかげですごく楽になったのは確か。Eye-Fi には特定の写真だけアップロードするのにデジカメのプロテクト機能を使うという設定があるので事前にプロテクトを設定しておけば、家に帰ってきて電源を入れたままデジカメを放置しておくと無線 LAN 経由でいつの間にかアップロードが完了していて、Eye-Fi Center をインストールした PC を起動したらそこに勝手にダウンロードされてくる、とデジカメからデータを取り込むことを意識しないのは楽でいい。無駄な買い物だったわけじゃない。
(つづく)