Fri, 21 Feb 2003 (平成15年) [長年日記]
_ 責任者
を残して帰ってきました。責任者は事務所の隣に住んでいる社長ですから。
_ sid
apt-get upgrade したら、いつもの作業をしていてもメモリの使用量が少なくなったような気がするのは気のせいでしょうか。
_ 電子納品
昨日のデモを見て、今しみじみと感じていることは、Windows の将来が電子納品のカギを握っているということです。
設計業務はそうはならないかもしれませんが、工事完成図書に関しては作成するのがこれまでコンピュータと縁のない施工業者ですから、なるべく楽にできるように専用のツールに頼ります。高機能なものほど、そのツールが出す計算書や数量表などは PDF や PS といった汎用(と呼んで差し支えないですよね)のファイル形式ではなく、そのツール独自のファイル形式になるものが多いようです(電子納品の要領には特定のアプリケイションの独自ファイルを成果品に含めることは認められていますからそれ自体は問題ではありませんが)。
ということで、「ビューアを電子納品成果に含める(現時点では成果品を CD-R に焼く時に一緒にビューアを焼いてしまう)ので、このツールがインストールされていないコンピュータでも見ることができます」という売り文句が目立つのですが、将来のバージョンアップした Windows でもそのビューアが動く保証はまったくありません。それに Windows 以外の OS は眼中にないわけです。数十年後、下手をすると数年後にはその電子納品成果を再利用するために古い Windows で動くコンピュータをわざわざ残しておかないといけないことになるかもしれません。CD-R に焼く時には ISO9660 レベル 1 にしなさい、なんてこだわりを見せているのに。
何のための電子化なんだかわからないですね。それなら紙の勝ちです。
と書いてきたものの、眠くて何を書きたいんだか分からなくなってきました。あとで読み返したらツッコミどころ満載かもしれませんが、寝ます。
がびー。まじですか。。つくば嫌い。。