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実験的「実験的日記」


Sun, 24 Nov 2019 (令和元年) [長年日記]

_ 柏 13-1 京都 @日立台

伝説として語り継がれるであろう試合を現地観戦。

どうしても外せない用事があって日立台に到着したのは前半終了直後になったのだけど、車を駐車場に入れたところで状況をスマートフォンで確認したら前半だけで 4-1 と大量リードで、おまけにオルンガが三十分くらいにすでにハットトリック達成済みというとんでもないことになっていた。前節で J2 優勝 & J1 昇格を決めて、プレッシャーから解放されていたとはいえ、これは予想外の展開だった。

こういう展開だとハーフタイムに相手も修正してきて意外と後半は点が入らないものだよなと考えながら後半開始。 でもその考えは大間違いだった。立ち上がりの十分間こそ一進一退の攻防だったものの、ヒシャルジソンからの大きな展開からクリスティアーノのクロス、そのこぼれ球を拾った高橋がやさしいパスを出してオルンガの今日四点目で 5-1 となってから柏のゴールショーが再度始まった。

そこから試合終了までの三十五分間で九点も入るなんて考えもしなかったぞ。

四点差になってもプレーオフ進出のためには勝つしかない京都があくまでも点を取りに来る中、そういう攻め合いなら受けて立つレイソル攻撃陣。全力でゴールを獲りにかかってチャンスを量産し、シュートが驚くくらいの高確率で決まりに決まって、オルンガが J リーグ新記録の一試合八得点 *1、クリスティアーノも後半だけでハットトリック *2 と、J2 チート級と言われる外国人パワーが爆発的に発揮された結果が最終的に 13-1 というサッカーとは思えないスコアになった。喜び疲れたよ、ほんとに。そういえば 11-1 になった時点で、後ろに座ってる男の子が「予想は 13-1 !!」って言ってた。見事に正解。

試合後は恒例のホーム最終戦セレモニー。今年もレイソル社長へのブーイングがすごかった。不満はわかるけれどもあの場でスピーチの間ずっとやるのはどうかと感じた。そんな不穏な出来事があったけれども、J2 優勝 & J1 昇格には誰も不満があるわけなく、来季への大きな期待に満ちたいい雰囲気でシーズン終了。

車に戻って運転席に収まってみると、長編映画を見た後とかマンガ一気読みをした後とかに感じるような現実感がない感覚に囚われていることに気づいた。サッカー観戦後にこんなことになったのは初めてで、今後こんなことになることももうないんだろう。それくらい嘘みたいな試合だった。

帰ってきてから DAZN で前半の様子を見たら、立ち上がりからレイソルは全力かつ絶好調で得点のことは置いといても異論の余地なく今季ベストゲーム。DAZN のフルタイム映像をどうにかして残しておきたいぞ。

*1 そのうちの一つはマテウス・サヴィオのゴールでよかったと思うんだけど

*2 一点目はクリスティアーノらしくない左脚での美しいゴール、あんなこともできたんだと驚かされた

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