Fri, 06 Jun 2008 (平成20年) [長年日記]
_ Mac OS X のセキュリティ設定ガイドを公開
Leopard 向けをダウンロードしてみた。240 ページもある大作。読むだけで大変だなぁ。しかも、英語だし。
_ Microsoft,企業に Vista への移行を勧める白書を発表
同社は Vista がより安全で信頼性が高く,導入と管理コストを削減できる OS だと主張している。
その主張が正しいとしても、企業が導入を見送っている理由はそういうところではないと思うのだけどね。Vista にすぐに対応してくれるアプリケイションや周辺機器だけで仕事ができているのなら移行の手間が問題になるだけだろうけど、Vista への対応が遅い、もしくは対応の予定すらないものが必須なら移行しようにもできないわけで、えーと、どうにかしてください。うちの事務所もそんな企業のひとつなので。
_ 「USB メモリー経由のウイルス」に注意、被害報告が 4 カ月連続で最多
うちの職場でもボクが予想していた以上に USB メモリは浸透していたので、社内に持ち込む前には管理者(ボク)にウイルススキャンをしてもらってから使うというルールを始めてから三ヶ月目、ついに持ち込まれた USB メモリからウイルスを発見。自分でウイルススキャンしていてウイルスを見つけたのはたぶん初めてなのでちょっとうれしかったり。
とはいえ、今回見つかったのは Symantec が呼ぶところの Trojan.Shipli というトロイで、記事に書いてあるものではなかった。一年半も前に見つかっているものなのか。また世の中の波に乗り遅れてるなぁ。
その USB メモリの中身はこんな感じで NT.Config というフォルダの中にあった ldup.exe というのがトロイだと判断され削除された。AUTORUN.INF を見ると USB メモリをダブルクリックで開こうとすると ldup.exe が実行されそうな感じの記述があったのだが、このスクリーンショットを撮った後すぐフォーマットしてしまい、保存を忘れたのは失敗だった。
さて、持ってきた人にこの USB メモリの出所を聞いたら「あんちゃんにもらった」とのこと。話をちゃんと聞くと大学生の息子さんからもらったようだ。「友達と USB メモリを使っていろいろやり取りしてるようだ」そうで、こういうものを親父さんに渡してることに気づいてないということは息子さんの交友範囲の PC は汚染されまくっていて、しかも誰も気づいてないということだよな。一般的なユーザだとそんなものなのか…
_ [データセンターを疑似攻撃]
あとで読む。
_ AP 配置設計不要の無線 LAN スイッチ、エクストリコム
なんか面白そうなのでメモ。
_ 2008 年 6 月のセキュリティリリース予定
すっきりまとめてくれてるのでメモ。
ウィルスとうとう発見ですか!その人はずばり方言の強いSさんですね?
正解。