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実験的「実験的日記」


Sat, 13 Sep 2014 (平成26年) [長年日記]

_ Formula E 開幕

生中継はあったけど見られないことは間違いないと考えたのでしっかり録画しておいて見た。期待以上におもしろいレースシリーズになりそうだというのが今の気持ち。

まずは元々モータースポーツ好きなら知ってる名前がドライバーもチームもずらずら並んでいるので親しみやすい(セナプロ対決とか言うのはどうかと思うが)し、スピードはちょっと物足りなく感じたけれど市街地コースでずらずらと隊列を組むだけのレースになるかと思いきやそこかしこでバトルがあって楽しめた。セーフティーカーが出たおかげで前半にバッテリーの消費を少なくできたからそうなったのか、と書いていて、途中で車を乗り換えているのだから後半の熱いバトルはセーフティーカーは関係ないことに気づいた。だとすると、今後のレースでもあんな状態を期待できそうかな。

問題はレース展開の情報の出し方がうまくないこと。最近の F1 がいろいろ表示しすぎてくれているのかもしれないが、ひたひたと追いつきつつあることがラップタイムの比較でわかるとか区間ごとのタイム計測を出してくれるとかしてくれるといいのに。佐藤琢磨がファステストラップを出してたことも web でレース結果を見て知ったくらいだし。プレスルームですらモニターがないという状況ではそれはまだ無理なのか。今後の改善を期待しよう。

それと、ファイナルラップ最終コーナーでのクラッシュはあれだけで済んで本当によかったと思うくらいおそろしいものだった。とはいえ、「ハイドフェルドは、900kg もの重量のマシンで空を飛んでウォールに激突したが、マシンの安全性と、HANS の装着で怪我をしなかったのだが、もうひとつ、ハイドフェルドを救ったのが "Tec Pro" と呼ばれる衝撃吸収防御壁」なのだそうで、いろいろと進歩しているんだな。そういうことを中継でちょっとコメントしてくれるとなるほどと思えるので、テレビ朝日はもっとがんばって番組制作してほしい。

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