Sun, 25 Aug 2013 (平成25年) [長年日記]
_ パッケージ版の tDiary 4.0.0 をさくらのレンタルサーバで動かしてみた
『「Ruby 1.8.7 が終了するのでレンサバ CGI で Ruby 2.0.0-p195 と tDiary を動かした」を読んで、同じことをしようとして挫折した』後も何度か試してその都度エラーになって諦めかけていたんだけど、今日また rbenv install 2.0.0-p247 とふと実行してみたらうまくいってしまった。これまでと何が違ってそうなったのかさっぱりわからない。
それはそれとして、せっかく Ruby 2.0 環境ができたから、パッケージ版 tDiary だとこれまでとは違う難しさがあるようなので実際に設置を試してみた。すでに以下の日記を読んで注意点は把握できてたのであまり手間を掛けずに動かせた。それでも、すんなりいかないのがこういう作業の常なのだけど(苦笑
最低限必要なのは以下の手順だった。
- パッケージをダウンロードしてきて展開する。
- index.rb と update.rb の shebang 行を rbenv でインストールしたパスに書き換える。(which ruby で出力される /home/foo/.rbenv/shims/ruby ではダメで、実行ファイルそのものの /home/foo/.rbenv/versions/2.0.0-p247/bin/ruby を指定)
- dot.htaccess から .htaccess にファイル名を変えて、Options +ExecCGI の行の削除と .htpasswd に関する項目の設定をする。
- tdiary.conf.sample か tdiary.conf.beginner を tdiary.conf というファイル名でコピー(リネームでもいいけど)する。
- Gemfile の 5 行目の "gemspec" をコメントアウト。(rbenv をインストールした時点で git は入っているのだけど、とりあえずこうしてみた)
これでブラウザから設置先 URL にアクセスしたら日記ページが表示された。
さくらのレンタルサーバは suexec で動いているのでファイルのアクセス権変更は必要なし。OS は FreeBSD だけど、上記の参考にした情報とは違って、tdiary-4.0.0/.bundle/ruby/2.0.0 のリネームの必要もなし。ports でインストールするのと rbenv + ruby-build でインストールするのとでは異なる設定になるということかな。