Sat, 08 Sep 2012 (平成24年) [長年日記]
_ 第九十二回天皇杯二回戦
レイソル U-18 が予選から勝ち上がってきてトップチームとの対戦ということになったので、そうそうこういうことはないだろうから観戦に行ってきた。J リーグに比べるとチケットが半額くらいに安いので憧れの SS 席(メインスタンド中央)を選択。しかし、メインスタンドの屋根がほとんどないのは誤算。あんなに短かったっけ。幸いにもいい感じに曇ってくれて助かったけど、日焼け対策を何もしていかなかったので帰って来たら顔と腕が赤くなってた。
さて、写真を見てもらえばわかるように、体格はトップチームと U-18 ではその差が明らかでこれで当たり負けしないのだろうかと試合前は思ったのだけど、始まってみると U-18 はしっかりボールをキープできてて、前半のボールポゼッションは U-18 のほうがよかったのではないかと思える試合運びで驚かされた。ただし、トップチームのトップスピードにはついていけないようで、そこを突かれた感じで前半だけでレアンドロに二ゴールを許してしまい、後半早々にも裏に出た長いボールに反応した澤にファーストタッチで DF が置き去りにされて失点。一方、攻撃もボールをキープして回せていい感じなんだけどシュートまではなかなかいけないように見えた。数少ないチャンスだった、前半の中ほどにエリアのすぐ外からの FK がクロスバーに当たったのは運がなかったよな。あれが入ってたらトップチームも慌てたんじゃないかと思うだけに残念。
試合が終わってから振り返ってみると、トップチームは U-18 のやり方をよく心得ていて、やりたいようにやらせていいところはやらせておいて、これ以上は進ませないというところから先はしっかり対応するようにしてたのかなという気がしないでもない。
そして、書いておかないといけないのは今日の日立台の雰囲気。最初から最後まで観客みんなで試合を「見守ってる」という感じの温かさに満ちていて、実際どちらのチームのいいプレイに拍手が出るのはもちろんのこと、どっちのコーナーキックでも柏熱地帯から「ゴール、ゴール、柏、ゴール !」のコールがかかったり、試合終了後の挨拶で両チーム並んでスタジアムを一周するのを多くの人が席を立たずに待ってたり、とこんなの他の対戦カードではありえないことばかり。なんだか幸せな気持ちになって帰ってきたのだった。