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実験的「実験的日記」


Mon, 23 Dec 2002 (平成14年) [長年日記]

_ 本日のワイン

Fume Blanc 2000 / Chateau St. Jean

カリフォルニアの白ワインです。フュメ・ブランとは、フランスではソーヴィニョン・ブランのことです。フュメとは、燻し(いぶし)の意味だそうですが、このワインはそんな感じよりも甘い香りが強いです。飲んでみると酸味はほとんどなくて、後味に渋みがあって、ボクや母は好きな味です。父はどうなんだろ、アリゴテが好きな人だし、これだけ酸味がないとね。

夜も(別の場所で)飲むのでほどほどに。

_ 本日のチーズ

Toma Valsesia

イタリア・ピエモンテの牛乳製のチーズだそうです。今回は解説の紙が入っていなかったので、ぐぐったのですが情報がこれしか見つかりませんでした。

セミハードタイプで、クセはそんなにありません。

_ そろそろ

髪を切らないといけません。

_ 本日のワイン会

「まるそう」さんのワイン会でした。何種類も飲めて幸せになって帰ってきました。ワインとチーズは以下の通りでした。

Scharzhofberger Auslese 1999 / Egon Mueller

ドイツの偉大な白ワイン。Auslese といっても甘さが前面に出るわけではないところがすごいところです。リースリングといえば石油のような香りとよく書いてありますが、ボクはこのワインで初めてそれを感じました。リースリングは好きでよく飲んでいるのですけど。

Gevrey Chambertin 1er cru Les Corbeaux 1997 / Selafin Pere et Fils

フランス・ブルゴーニュの赤ワイン。樽の香りでしょうか、しっかりした香りで凝縮感のあるワインでした。

Montepulciano d'Abruzzo 1983 / Emidio Pepe

イタリア・アブルッツォ州の赤ワイン。Montepulciano d'Abruzzo というと安いのから高いのまで色々ありますけど、これは高い方です。ずっと前からのみたいと思っていた造り手のものでしたので満足しました。今回の一番人気だったような気がします。マニアックな出席者でしたね。

Chateau Mouton Baronne Philippe 1986

今は Chateau d'Armailhac と名前が変わってしまっている、ボルドーの赤ワイン。ソムリエのはなしまさんは皆にコルクをまわして気をそらしている間にデカンタージュを済ませてしまいました。やっぱりじっと見られながらやるのはイヤですか。上のワインに皆が感動した後すぐに出てきてしまったためか、なんか人気がありませんでした。ボクも Emidio Pepe の方が気に入ったんですけど。

_ 続・本日のワイン会

上のワインは最初から用意されていたワインで、ここからは参加者の持ち込みや、たかり(苦笑)の結果出てきたワインです。

Le Nombre D'or 1997 Campanae Veteres Vites / L Aubry Fils

アルバンヌ(Arbanne)、プティ・メリエ(Petit Meslier)、フロモントー(Fromonteau) という希少なブドウ品種を使ったシャンパーニュ。エチケットには Champagne とはっきり書いてあるのですが、調べてみると「通常使われるシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ以外の品種は現在では使えないことになっている」と読めるページが見つかったりして、詳細は不明です。本家本元の INAO のサイトで情報がないかと探してみました。いつ AOC になったかの一覧表は見つかりましたが、肝心の規定そのものは見つかりませんでした。RFC みたいにネットで見つかるようにしてくれればいいのに。

Cabernet Franc Cienega Vallay Vineyards 1997 / Nichols

K さんにおねだりして出していただきました。ありがとうございました。カリフォルニアの赤ワイン。エチケットが完全に絵になっていてきれいでした。凝縮感があって、口の中で旨みがガツンと来て、その後広がっていく感じです。ボクは今日一番のお気に入りでした。

Chateau Lafleur-Nardou 1989

ボルドー・コート・ド・フラン AC の赤ワインです。詳しいことを調べる気力がもうありません。

Puligny-Montrachet Les Folatieres 2000 / Domaine Etienne Sauzet

ブルゴーニュの白ワイン。とても人気の高い造り手で入手困難だそうですが、あるところにはあるのでどうもそれがピンときません。現に「まるそう」にもこうしてある訳だし。こんな最後の方になって素晴らしいものを出していただいてももったいないような気もします。それでも、美味しいものは美味しいとは感じるだけの感覚はありますけど。

Harmonia

イタリア・シチリア島の赤ワイン。Nero d'Avola というブドウ品種で造られています。が、ワインの名前がこれで正しかったかどうか、記憶が定かではありません。記憶を頼りにぐぐったのですけど全然見つかりません。どんなワインなのでしょうか > はなしまさん

_ 本日のチーズ

後で補完します。

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