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実験的「実験的日記」


Sun, 18 Aug 2002 (平成14年) [長年日記]

_ 本日のワイン会

 眠いので簡単に。今回は Saint-Emilion(+1) 特集。

Chateau Ferrand Lartigue 1996
Virginie de Valandraud 1996

まずはこの二本から。まず、Ferrand Lartigue のボルドーにあるまじき色の濃さに驚きました。ボクがよく飲む南フランスの濃いワインのような色でした。グラスの向こうが見えません。しかし、香りはボルドーらしいものですし、飲んでみても強烈なパンチを食らわせるような味わいでもなく、上品な感じです。Virginie de Valandraud の方は色は通常のもので、香りもよく、バランスがとれていていいのですが、どっちが好みかと言われると Ferrand Lartigue の方を採ります。

Providence 1997
Chateau Cheval Blanc 1992

続いてはこの二本。Providence はニュージーランドの亜硫酸無添加赤ワインで、下の Cheval Blanc を目標にワイン作りをしているそうですが、抜栓してから時間が経つにつれ、最初に感じられた差がどんどん大きくなっていき、会の終わりには別物になっていくのは面白い体験でした。よくよく調べてみると Providence には Private Reserve という特別銘柄があって、これが Cheval Blanc と同じ品種構成で作っているそうです。こっちもぜひ機会があれば飲んでみたいものです。Cheval Blanc は年月が経っていることもあって、色に枯れた感じが出てきていて、見ているだけで満足できる麗しい色をしていました。もちろん、さらに香りをかいで味わうことによって、より深い満足感を味わえます。

 

 結論。今回のはどれも満足できました。どれがよかったかと言われても優劣付けがたいワインたちでした。そして、出血大サービスありがとうございました。

_ http://www.chateauchevalblanc.com/

それにしても、このサイトはどういう作りになっているのでしょうか。Enter をクリックしても入口に戻るようにできています。中に入れません。

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