Wed, 23 Mar 2011 (平成23年) [長年日記]
_ 人生初の公共交通機関で通勤
千葉都民と呼ばれるような人たちが多い地域に生まれ育ったから自分も父親と同じように電車で都内に通うようになると思ってたのに、どういうわけかこれまでの人生においては通勤というのは車でするものだった。これからもそうであるはずだったのに、今回の震災で起きたガソリンの入手困難によって試しに公共交通機関で通勤してみようかと思って、というか、ガソリンの残りに不安を感じるようになったので実行してみた。
途中までは柏に買い物に行くのと同じルートだから特になんてことはなかったけれども、柏を通り越すことは大学時代の最初の一ヶ月だけ自宅から通った以来のことなのでものすごく妙な感覚だった。しかも、大学に通う時には柏で乗り換えてたのに今日は乗り換えなかったことがその感覚に拍車をかけていたに違いない。さらに、最後に乗ったのはディーゼル車。これまた人生においては数少ない経験なので、レールの上は走っているものの乗っている感覚がバスに近いことに驚きつつ、普段は車で走っている国道と並走しているはずなのに自分がどこにいるのかわからなくなる駅があったりすることに戸惑いながら乗ってると、もともと大した乗車時間じゃないけれどもあっという間に事務所の最寄り駅に到着。最初から最後まで Kindle がまったく出番なしだった……(でも、Kindle タグはつけておこう)
かかった時間は車に比べると三十分弱増し程度。交通事故を起こすリスクはなくなることを考えるとこの通勤手段もありかなと思わないでもない。でも、ガソリンがこんなに苦労しなくても入手できるようになるならやっぱり車通勤を選ぶことになるだろうという結論。いざとなればこんな手段もあるんだぞということがわかったのが今日の収穫、と。
自動車通勤のイメージは強かったのですが、まさか今回初めてだったなんて驚きました(^^)
実はボク自身も驚いてます(苦笑