Wed, 03 Jul 2019 (令和元年) [長年日記]
_ 第九十九回天皇杯二回戦 柏 4-0 岩手 @日立台
長崎戦以来三か月ぶりの現地観戦。天皇杯二回戦はチケットが安いので久しぶりにメインスタンドに陣取った。
先発メンバーは先日の山形戦からちょっといじってあって、鎌田に代わって田上、大谷に代わって手塚。 もっと変えてくるかと予想していたんだけども。
前半は立ち上がりから相手が前からチェックしてくるのに押し込まれて、なかなかボールを持てなくて大丈夫かなと心配になるような展開で始まった。 でも、前半二十分過ぎに手塚がバイタルエリアでフリーでボールを受けて、 柏サポーターなら誰もが「そこからシュートだ !」と期待したと思うのだけど、 その期待通りに蹴ったシュートがゴールネットを揺らして先制。 やっぱり手塚のミドルシュートは大きな武器の一つだな。
その後は左サイドからの攻撃が機能してチャンスもいくつかあったけど、ゴール前はしっかり守っていた岩手に阻まれて 1-0 のまま前半終了。
後半開始早々にヒシャルジソンが交代させてくれとのサインをベンチに送って(前半終了間際に接触で足を痛めている様子だったのでたぶんそのせい)小林と交代。小林は好きな選手の一人なのでプレイする姿が久しぶりに見られてうれしい。
後半も岩手の勢いは衰えず一進一退で進んだ。うちのチャンスはクリスティアーノのバー直撃シュートがまずあって、 そのすぐ後の右からのコーナーキックに江坂が走りこんで頭で合わせて二点目ゲット。 これで相手は攻撃重視になって、そうなるとカウンターが効いてくる。右に流れたクリスティアーノにパスがつながり、 クリスティアーノはドリブルで相手を引き付けておいて、中央に入ってきた江坂にラストパス。これをきっちり決めて 3-0 に。
これで今季最多の得点だった長崎戦に並んだわけだけど、今日はまだその先があった。瀬川 → ガブリエル、クリスティアーノ → 細谷の交代で前線が入れ替わった後、右サイド奥に出たボールにガブリエルがなんとか追いついてクロスを送るとニアに走りこんだ細谷が押し込んで四点目。たしか細谷は公式戦初ゴールのはず。 その前に GK との一対一でシュートを止められていたのでこの試合で決められたのはうれしかっただろうな。
岩手はタイムアップまで諦めずに積極的に攻めてきたけれど、その攻撃をしのいでクリーンシート達成。 個々の場面だと当たり負けしてたりハイボールの競り合いで勝てなかったりとうまく対処されてしまっている感じもあったのだけど 終わってみるとチャンスをしっかりものにした大差での勝利に、そして予想されていた雨も後半半ばからの小雨ですんだので体力を消耗することもなく、いい気分でスタジアムを後にできた。
そういえば、入場者数 2,011 人というのはたぶんこれまでに行った試合での最低記録。天皇杯二回戦で、平日夜で、おまけに雨予報ではそうなるだろうけど、ここで集客できるようになるともっと街と一体感ができるんじゃないかな。