Sat, 31 Mar 2012 (平成24年) [長年日記]
_ K-01 の印象
月曜日に使い始めた K-01 だけど、ひとまず慣れてきた段階での感想を書いておこう。
気に入った点
- 高感度の使い勝手
- K-7 に比べて圧倒的にノイズが減っていて助かる。昼間の屋外よりも夕方・夜・明け方・室内という薄暗いところでの撮影が多いボクにはとてもありがたい。
- MF でのフォーカスアシスト
- 焦点が合っている部分の輪郭を白く強調表示してくれる機能で、拡大機能を使わなくてもけっこうちゃんとピントが合わせられる。
- ミラーショックがない
- ミラーレスなのだから当たり前なんだけど、未だに K-7 のミラーショックに慣れてないので。
- 動画撮影形式が H.264
- データサイズが実用的なサイズになってくれるので車載動画撮影をまたしてみようかなという気持ちになってる。
- インターバル動画撮影
- そもそも K-7 を買おうと思ったのは HDR インターバル動画を作りたいからだったのだけど、カメラのみでそれができるようになってしまったのでぜひともやってみよう。
- 軽い
- ミラーレスとしては軽くないという評判はたしかに正しい。でも(薄いレンズのおかげもあるだろうが)撮るぞと気合を入れて構えないといけない K-7 に比べるとずっとずっと軽いので、持ち歩こう、撮影しようという気分になりやすい。なんでそんな人が K-7 を買ったんだと今さらながら言われそうだ(苦笑
気に入らない点
- 緑ボタンの位置
- 右手をシャッターボタンに、左手をレンズにと構えるとどの指を使っても届かない場所に緑ボタンがある。被写界深度が撮影前に確認できる「プレビュー」という機能があって、これを緑ボタンに割り当てて使い方を読んだら「シャッターボタンを半押しにした状態で割り当てたボタンを押す」と書いてあって大笑いしてしまった。この配置はデザイナーのわがままが通った結果だろうけど、これだけは PENTAX 開発陣がきちんと説明して使える位置に配置してほしかった。
- 内蔵ストロボポップアップボタンの位置
- こっちは意図しないで触ってしまいやすい位置にあるので、しばしばセルフびっくり箱ボタンと化す。
- 端子・カードスロット部カバーがゴム
- 耐久性がどれだけあるのかは実際に使っていかないとわからないけれども、今の段階ですでに不安を覚えてしまうのはどうなのかな。
- 値下がりの早さ
- これはK-01への不満ではないけれど、買って一週間で四千円値下がりしてるのを見てちょっと凹んだ。
全体としては不満よりも満足感のほうが大きいのでいい買い物だったと感じてる。SD カードの取り出しをしなくていいように Eye-Fi をこっちに入れて使うようにするか、東芝の FlashAir に手を出すかというのが今の時点での検討課題。